映画「バックコーラスの歌姫たち」

映画「バックコーラスの歌姫たち」観てきました。
原題は「20 FEET FROM STARDOM」
スポットライトを浴びるのは6メートル先のスターだけ、彼女たちは常に6メートル後ろで彼らのためにコーラスをつけるだけ。
でも彼女たちの歌声が無かったらあの歌やこの歌、みんなみんなあんなに光輝くことはなかったでしょう。
そんな彼女たちに光を与えたのが、当時のイギリスの得体の知れない若者たちだったってのがイイね〜♪
オデの中ではストーンズの「 Gimme Shelter」で驚異の歌声を披露したメリー・クレイトンと、同じくストーンズの90年代以降のツアーに同行したリサ・フィッシャーの歌声は強烈に耳に残っています。
特にリサ・フィッシャーは東京ドームで3度観ているからねぇ、あのスマートなリサが映画ではすっかりおばちゃんになっちゃっててビックリしたけど歌声は健在。
90年代以降のレコーディングではデジタルでピッチいじくったり多重録音したりして、60〜70年代のような生のノリのあるコーラスが聴かれなくなったという話しにはとても残念な気持ちになったけど、ライヴではやっぱりこういったコーラス部隊は必須ですよねぇ。
来月のストーンズの来日公演ではリサ・フィッシャーの健在ぶりをじっくり観てきたいと思います(はたしてリサは来るのかな?)。
ところでダーレン・ラヴのエピソードであらためてフィル・スペクターってひどいヤツだねぇと思った次第です。
日本でも最近は影武者作曲者がいたなんて騒がれてるけど、それよりひどいことをしていたんだもんねぇ、でも真実とともに歌は残ってるんだもんねぇ、イヤなヤツだけどいいもん作るっていうのはどんなものなのかねぇ、まぁ少なくともどこぞの小説家みたいなのはどんなにその作品が良くてもオデはごめんこうむりたいけどねぇ、モゴモゴ・・・。

まぁ、とにかくロック好きな方には必見な映画だと思いましたよぅ〜♪

メリー・クレイトン!

リサ・フィッシャー!

「バックコーラスの歌姫たち」公式サイト