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映画「アメリカン・ハッスル」は音楽でもハッスルしまくりでした ♪

イかれっぷりが面白かった前作「世界にひとつのプレイブック」のデヴィッド・O・ ラッセル監督とジェニファー・ローレンスの新作なので「観ないではおれまい」と思っていたのだけど、なぜか先週はスコセッシ&デカプリオに浮気してしまい大失敗。
本日ようやく観てきました。
「世界にひとつのプレイブック」の主人公2人は今回は脇役(ブラッドレイ・クーパーは準主役級だけど)に徹していましたが、ジェニファー・ローレンスはトンチンカン&セクシーで圧倒的な存在感でした。
あのへんてこな表情とむっちりボディなのに妙にセクシーなところが大好きです。
クリスチャン・ベイル演じるゲ〜ハ〜ブ〜デ〜な主人公がなぜにあんな美人(エイミー・アダムス)に惚れられるのか納得のいかないところでしたが、最後にはすごくカッコ良く見えました。
やっぱり人間、ハートがものを言うんだねぇ、分かる人には分かるもんだねぇ、と自分の頭をなでながらゲ〜ハ〜主人公に拍手を送っていました。
デヴィッド・O・ ラッセル監督の映画には、イカれて爆発寸前の人びとに寄り添うなんとも言えない距離感に心地よい共感を得るものがあります。
今回もぜひとも多くのアカデミー各賞をあげてほしい傑作でした。

♪〜

映画本編に輪をかけて、音楽もまたとってもゴキゲンで、物語を加速する役割を十分に果たしていました。
忘れないうちにそんな楽曲たちをYouTubeで・・・と思ったらすでにこんな再生リストがありました。

恥ずかしながら初めて聴く曲も多くて、中でも喰わず嫌いだったELOの「Long Black Road」と、スティーリー・ダンの「Dirty Work」がカッコよくてさっそくチェック&ポチしました。

ELOの「Long Black Road」は実質ジェフ・リンのソロ作といわれる「ZOOM」の2001年当時の日本版のみのボーナストラック(なぜか再発ものには収録されていないようです)。

スティーリー・ダンの「Dirty Work」はファーストアルバム「Can’t Buy a Thrill」に収録。この頃のスティーリー・ダンはゆるい感じでいいですねぇ、初期のアルバムもちゃんと聴いてみようと思いました。

そしてアーティスト名すら知らなかったのがクリス・スティルス。どうやらあのスティーヴン・スティルス(バッファロー・スプリングフィールドやCS&N)の息子らしい。
そんな彼の「Live to Live」がカッコイイのですが彼の2枚のCDには収録されていないようなので、唯一今回の映画のために書き下ろされたものなのかどうなのか・・・?

さらにはどんな曲がどんな場面で使われているか解説されたページもありました。
こちら
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もちろんサントラ盤もポチっ、ぜひ第2集も期待したいところです。
American Hustle (Original Motion Picture Soundtrack)

アメリカン・ハッスル公式ホームページ