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映画「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」は決してオススメはしませんが。

ジム・ジャームッシュの新作「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」観てきました。
今日みたいに晴天の真っ昼間に観るもんじゃなかった。
人知れず夜中にこっそり観るべきだった・・・。
ひたすらクールでカッコよくてキュートな吸血鬼の恋人たち。
アダムがエレキギターを愛でながら語るセリフや、ゾンビたち(人間たち)の愚かな所業に憤るセリフなどにクスっとはするものの、それ以上のいかなる感情も湧き立ててはくれません。
ただ、イヴの妹エヴァ(ミア・ワシコウスカがキュートですねん)に噛まれてみたい!と思うのみでありました。
アンダーグラウンドなカリスマロックミュージシャンでもあるアダムの部屋がアナログな音響機器や楽器だらけで超魅力的。そんなアダムがこしらえた自家製発電機にも注目。これからのエネルギー生産は吸血鬼に教えてもらいましょう。

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」公式サイト

追記(2014.02.13 AM6:28)

この映画を観た夜のこと、久しぶりに大長編ドタバタ喜劇風の夢をみてしまいました。
ありえないほどの豪華キャストに囲まれて始終わめきちらしている自分、しまいには自分の叫び声で目が覚めて、覚めた直後にもそのセリフの続きを叫んでいてビックリ。
普段は忘れてしまう夢の内容も、今回ばかりはあまりにもおもしろかったので、けっこう覚えています。内緒だけどね。
しかしいったいぜんたいこれはなんなんでしょう?これこそがジム・ジャームッシュが仕掛けた映画の魔法だったのかもしれません。

それからこれから観る方にひとこと言い忘れていたことが・・・
この映画、エンドロールが始まる直前の最後の最後の本当に最後のワンカットだけは決して見逃しませんように。
あまりにもばかばかしい昨晩の夢の発端はもしかしたらこのシーンの反動なのかもしれません・・・。