今日は朝イチサーフで久しぶりにカメラで写真を撮ったのでブログアップ。
あまりにも久しぶりすぎてブログのアップの仕方を忘れている・・・・。
皆さんカッコいいライディング連発でしたが、オデは相変わらず端っこでさっぱりグッスン。
久しぶりついでに肋骨がイカレたご様子で左右とも痛みがひどくなってきました。またしばらく安静の日々が続きそうです。
写真はKZKくん特集です。
果てしなく続いていた締め切り地獄もようやくひと区切り。
昨日は久しぶりのファンウェーブと晴天で、絵に描いたようなサーフィン日和だったので、ウキウキ気分でのんびり朝2から海へ。
しかし、ゲットしてすぐにtQmくんから「バコさん、足の裏!踏んでるよ!」
うんこみたいな油が左足裏にべっとり。気がつかないうちに浜でオイルボールを踏んでしまったようです。
テイクオフしたらボードがきったなくなるので、そのまま上陸。
砂で油を落とそうとしたら両手に油がくっついてさらに右足にもくっついて、両手両足が真っ黒に・・・。
すっかり意気消沈しながらそのまま再度海へ。
両手が油だらけなのでボードの両サイドに油スタンプがペタペタ、ますます意気消沈。なかなか乗れずやっとこさテイクオフしたら、ボードの真ん中にでかい油スタンプど〜ん。おもいっきり意気消沈。
結局ほとんど乗れないまま退散。
どうやったらこの油落ちるんだろう?と思いながらも風呂場へ直行。
熱めのシャワー浴びながらタオルでゴシゴシ、意外なほど簡単に油は落ちました。
そのあと石けんでよく洗ったら油臭さもとれて拍子抜け。
ボードのほうも、熱いお湯をポリタンから流してはタオルで拭いてやるとすぐに落ちました。
とはいえボードはうっすらとうんこ色が残ってしまうし、ワックスの上はきれいに落とせないので、もし次また踏んでしまったら他に油を拡散しないうちに、速攻帰宅して(冬みたいに熱っついお湯がポリタンにあればその場で)洗い落としてから出直した方がいいですねぇ。はぁやれやれ。
そんなわけで、お昼過ぎに再度海へ。
朝着たセミドライはさすがに着たくなかったので、衣替えしてシーガル+長袖で(3フルがないもので)。
誰もいないハウス前あたりでこっそり練習しようかと思ったけれど、テトラ間はまだまだいいセットが来ているとHORIKAWAくんからのアドバイスで、すっかり空いていたテトラ間で入水。
2〜3人ときには一人貸し切りで、超〜久しぶりにサーフィンらしい(ような)ライドができてとっても気持ち良かったです。後半はなんだか乗れなくなってしまったけど、ここ最近のオデとしては充分すぎるぐらいのご褒美でした。HORIくんありがとう!
あまりにも気分が良かったので帰宅して早々にルービをプシュっ、至福の味わいでした。
さてさてこのまま仕事の発注が止んでしまわないように、また営業回りしないとヤバいなぁ、まさか誰かの言うようになんとかショックの再来?!なんてことはないよねぇ・・・?
といいながら週明け早々2本の締め切りが待ってるんだった、あぁいやだいやだ。
急に思い立ってオデの青春を売りにいってきました。
デビュー作を高校生のときに読んで圧倒的な衝撃を受けてからずっと、あらゆる作品をオンタイムで読み続けてきた村上春樹。
彼の本はまさにオデの青春そのものでした。
しかし、先の見えてきた人生にはもう、胸躍る物語も女の子をクスッとさせるような珠玉の言葉も必要ありません。
若い頃は「きっと死ぬまで繰り返し彼の本を読むんだろうなぁ」と思っていたけど、いまだに繰り返し読んだ本はほんの数冊どまり。
以前のような体力と視力を失った体にはもう、1冊の本を読了するエネルギーなんて残っていないのだとうすうす感づいていました。
増え続けるレコードの居場所と引き換えに思い切ってハルキ本を一気に処分することを思い立って・・・。
と、ほんとは昨日決行したのだけれど、どうしても小説と旅本と水丸さんとの共作本と数冊の翻訳本を処分することができませんでした。
でも今朝起きて「やっぱり全部処分しよう!」と思い立って残りを全部ブックオフへ連行。
スッキリしたものの、まるでオデの青春に値段をつけられたような・・・
まぁオデの青春なんてこんな値段だよなぁ、とふてくされながら隣のハードオフで中古レコードを物色。
そこにはハルキさんが大好きなビーチボーイズのアルバムが何枚も。しかもその中には、このあたりじゃなかなか出て来ないブツもあって・・・
オデの青春はそのままビーチボーイズのレコードに化けてしまいました。
しかし、実はビーチボーイズの能天気なロックンロールは大好きなんだけど、「ペットサウンズ」はどうしても苦手で、なぜ世間ではあんなに評価が高いんだろう?と思っていました。
「ペットサウンズ=ブライアンウイルソン」の音楽性を絶賛するハルキさんのその部分だけはどうしてもオデには理解できないところでした。
これも何かの縁なので、まだ数ページしか読んでいなかったがために唯一手元に残したハルキ本を参考に、「ペットサウンズ」の秘密を解き明かしていくことが、村上春樹から課せられた宿題だと思って残りの人生日々精進してみます。
プリンスが逝ってしまってから、あっという間にひと月。
あらためてプリンスのアルバムをいろいろ聴いて過ごしていましたが、意外にも今聴いて一番好きになったのは「Emancipation」でした。
当時は3枚組のパワーと万華鏡のようにぐるぐる入れ替わる音の洪水に食傷気味だったのに、今聴くととってもゴキゲンでカラフル、定番ソウルナンバーのカバーもあったりして、なんだかとっても健康的。
「青空の下で聴けるプリンス」といった風情で今の季節にピッタリ。このCDはブックオフに売らないでおいて良かった・・・。
実は何枚かどうしても聴けなくて売り飛ばしたCDも数枚あったのだけど、iPodに残っていたものを今聴くとイイんですねぇ・・・当時のオデは聴く耳がなかったんだねぇ。
このひと月のあいだ、いろんな人が追悼のカバーを披露していますが、特に沁みたのはこの2人。
バラカンさんもラジオで言ってたけど、他のアーティストがカバーしたものを聴いて、あらためてその曲の素晴らしさに気づくことがよくあるもので(その最たるものがボブディランですが)、この2曲のカバーにもやられちまいました。
元ザ・ヴァーヴのリチャード・アシュクロフトの「Little Red Corvette」。
それからディアンジェロの「Sometimes It Snows in April」。
どちらも美しく静かに沁みます。