予想外のサイズアップでギブアップ log No.18

11:00~13:30
テトラ間 腹→肩 1℃ 南4m/s
ドライ+グローブ+ヘッドキャップ

気がつけばオフショアに変わっていたので、よろよろと出動。
テトラ間に2人だけ。
エグいセットに手を出さなければオデにもなんとかなりそう。
しばらくは、左のよわよわセット狙いでなんとか走れていたものの、後半まさかのサイズアップ。
気がつけばエキスパな皆さんで満員御礼でしたが、なんとか一本乗って帰ろうと思ってねばるもののデカエグでどうにもならないままギブアップ。
もう1時間早く出動していれば良かったかなぁ・・・。

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映画「アメリカン・ハッスル」は音楽でもハッスルしまくりでした ♪

イかれっぷりが面白かった前作「世界にひとつのプレイブック」のデヴィッド・O・ ラッセル監督とジェニファー・ローレンスの新作なので「観ないではおれまい」と思っていたのだけど、なぜか先週はスコセッシ&デカプリオに浮気してしまい大失敗。
本日ようやく観てきました。
「世界にひとつのプレイブック」の主人公2人は今回は脇役(ブラッドレイ・クーパーは準主役級だけど)に徹していましたが、ジェニファー・ローレンスはトンチンカン&セクシーで圧倒的な存在感でした。
あのへんてこな表情とむっちりボディなのに妙にセクシーなところが大好きです。
クリスチャン・ベイル演じるゲ〜ハ〜ブ〜デ〜な主人公がなぜにあんな美人(エイミー・アダムス)に惚れられるのか納得のいかないところでしたが、最後にはすごくカッコ良く見えました。
やっぱり人間、ハートがものを言うんだねぇ、分かる人には分かるもんだねぇ、と自分の頭をなでながらゲ〜ハ〜主人公に拍手を送っていました。
デヴィッド・O・ ラッセル監督の映画には、イカれて爆発寸前の人びとに寄り添うなんとも言えない距離感に心地よい共感を得るものがあります。
今回もぜひとも多くのアカデミー各賞をあげてほしい傑作でした。

♪〜

映画本編に輪をかけて、音楽もまたとってもゴキゲンで、物語を加速する役割を十分に果たしていました。
忘れないうちにそんな楽曲たちをYouTubeで・・・と思ったらすでにこんな再生リストがありました。

恥ずかしながら初めて聴く曲も多くて、中でも喰わず嫌いだったELOの「Long Black Road」と、スティーリー・ダンの「Dirty Work」がカッコよくてさっそくチェック&ポチしました。

ELOの「Long Black Road」は実質ジェフ・リンのソロ作といわれる「ZOOM」の2001年当時の日本版のみのボーナストラック(なぜか再発ものには収録されていないようです)。

スティーリー・ダンの「Dirty Work」はファーストアルバム「Can’t Buy a Thrill」に収録。この頃のスティーリー・ダンはゆるい感じでいいですねぇ、初期のアルバムもちゃんと聴いてみようと思いました。

そしてアーティスト名すら知らなかったのがクリス・スティルス。どうやらあのスティーヴン・スティルス(バッファロー・スプリングフィールドやCS&N)の息子らしい。
そんな彼の「Live to Live」がカッコイイのですが彼の2枚のCDには収録されていないようなので、唯一今回の映画のために書き下ろされたものなのかどうなのか・・・?

さらにはどんな曲がどんな場面で使われているか解説されたページもありました。
こちら
こちらも

もちろんサントラ盤もポチっ、ぜひ第2集も期待したいところです。
American Hustle (Original Motion Picture Soundtrack)

アメリカン・ハッスル公式ホームページ

更年期なのかおれは? log No.17

9:30~12:00
テトラ脇 膝〜腰 0℃→1.5℃ 南2m/s
ドライ+グローブ+ヘッドキャップ

手術後はなぜだか体温調節がおかしい状況が続いています。
ドライの下にあったかい専用インナーを着ても汗かかない、就寝時毛布にくるまってもいっこうに体が温まらない、日に何度も血の気が引いたような感覚とともに全身が冷たくなる等々・・・。
それなのにきのうの夕食時には突然汗が噴き出してTシャツがグッショリ。
それを見た妻(いちおう医療関係者)が一言「更年期なんじゃないの?」
たしかに男の更年期もあると聞くけどまさか・・・。
「手術後どうも体調が悪くて・・・」というとまぁ格好はつくし同情も誘うけど「いやぁ更年期で・・・」だとなんとも格好悪いなぁ。でもそういうお年頃だからしょうがないのかねぇ。

そんなことを考えていたら今日の海ではなぜだか汗かきまくり。久しぶりに思わず「暑い暑い!」と言葉が漏れます。
この感覚、これでこそ真冬のサーフィンです。
そゆわけで、だるんとした小波ながら時々入る腰セットでいいテイクオフ道場になりました。
最後は実質2人で貸し切り。
セットもちょうどいいリズムで入ってきて、休む間もなく2人で回し回し・・・。
雪もやんで陽も射して、予想外に楽しめたサンデーサーフとなりました。

ちなみに男性特有の致命的な更年期症状はまだ来ていません、あしからず。

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あっちは大雪警報 log No.16

8:00~9:45
テトラ脇 腹〜胸 -1℃ 東南東3m/s
ドライ+グローブ+ヘッドキャップ

今日は東京方面は大雪警報・暴風警報発令でスカイツリーも展望台営業を中止だそうです。
オリンピックが始まったらしいそっちのほうもたくさん雪が降ればいいのに、どうなんでしょう?
うちはTVないのでオリンピックムード皆無ですが、ちゃんと競技はできているのでしょうか。
いやしかしそう言ってる間に新潟市内もしんしんと降り積もりだしてきたけど、こっちもいよいよ雪かきが必要になるのでしょうか。

雪が降る前に海へ出動、したものの途中から降ってきてしまいました。
波は間も正面も良い感じ。
でも正面はエグめのプロヘッショナルコースなので近づかないことにして、脇のタルヨワ波で練習。
またまたテイクオフがもたもたしてきてしまい、さっぱり乗れませんでした。
せっかく昨年末にちょっとは速くなってきたかな、と思っていたのに逆戻りです。
明日は小波で練習できるかな?

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ウルフ・オブ・ウォールストリート

レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督の新作。
予告がおもしろそうだったのでかなり期待して観たものの、実はこれがコメディ映画だとは思っていなかったので大ズッコケ。
出だしは快調、テンポよく次々と繰り出されるブルーズナンバーに心躍る・・・。
しかし、物語が動き出したあとはこれでもかと繰り返されるおバカな乱痴気騒ぎのオンパレード。
クスリに女にクスリに女・・・3時間ずっと同じ。
これがまた底抜けに明るくて、お下劣な内容とは裏腹に淫靡さも退廃的ムードも背徳感も全く無い、ただただ幼稚なお遊びにしか見えないほどに明るいのだ。
これを3時間見せられるとさすがに飽きてくる。
キレイなオネイさんたちのぼかし付きの裸体すらなんにも感じなくなってしまうほど。
ディカプリオがどんなにおバカでお下劣な演技をしても、品行方正なおぼっちゃまにしか見えないのでなおさら。
まぁそこがディカプリオを使った意味があったのかもしれませんが。
そういった意味では昨年公開された「華麗なるギャツビー」はディカプリオのはまり役のように見えましたが、もしやこちらはギャツビーのパロディなのではないかとマジで思ってしまうほど。

実話ということで、実際のご本人の写真を見るといかにも絶倫男の風体をしていて、この映画のエピソードなど「さもありなん」とも思わせますが、そこにはディカプリオでは表現できなかった真のお下劣さがたった一枚の写真からニオってきます。単なる偏見ですけど。

1時間半くらいにまとめあげていたらきっとなんにも考えず「あぁおもしろかった!」で済んだんでしょうけど、3時間はかなりの苦痛でした。そこがスコセッシの狙いだったのかもしれないけど、どうなんでしょう?

ちなみにエンドロールに音楽監修(のような肩書き)でロビー・ロバートソンの名前を見つけてニヤリとしました。
音楽は良かったです。

ウルフ・オブ・ウォールストリート 公式ホームページ