そこそこでこそこそ log No.29

8:45~10:45
テトラ脇 腰〜腹 3℃→10℃ 東風3m/s→西風8m/s
ドライ+グローブ+ヘッドキャップ

きのうのことです。
手術前には週に2回は通っていたパン屋さん。
手術後には朝食を米飯に切り替えたので、なかなか行く機会がなかったのですが、きのう唐突にそこのオリーブパンが食べたくなって久しぶりに顔を出しました。
オデの顔を見るなり「あ、いまカットして来ま〜す!」とお店の人。
以前必ず買っていたちょっとハードな食パンをいつもの6枚切りにしようと奥へ行こうとするのをさえぎって「いや実は体調を壊してから米飯に替えたのでもうその食パンはいらないんです、今日はこのオリーブパンだけでいいんです」と言うオデ。
その後ちょっとした会話をかわし「ゆっくりと胃袋を元に戻してね!」とハゲまされながらお店をあとにしました。
相手が若い女性店長さんじゃなくてレジのおばちゃんだったのがちょっと残念でしたが、なんだか温かい気分で家に帰ってきました。

そういえば退院後数日してから顔を出した喫茶店でもマスター夫妻に「しばらく見なかったけど何かあったの?!」と声をかけられました。そこは煎り立ての珈琲豆を買いに週に1回くらいの頻度で顔を出していたのですが、そのときは2週間くらいのインターバル。それくらいでこんな心配してもらって恐縮至極でしたがこちらの身を案じて「前のような頻度とはいかないだろうけどまたよろしくね」と声をかけてもらいました。

それからそれから、いつも行く近所の居酒屋のご主人はオデのためにちっちゃな器に別盛りで料理を出してくれたり・・・

この街に越してきて15年くらい、特に地域の方々となにか接点があるようには思っていなかったものの、地味〜にそこそこの生活を送る中で、こうやってお店の方々に顔を覚えてもらって、ちょっとしたなにげない会話をかわしてもらって、なんだかそんな日常のちょっとしたことが、とてもいとおしく大切なことのように思えた昨日という日でありました。

3年前のあの巨大な暴力で、そういったそこそこの生活さえも奪われ、今なお見えない暴力でこそこそ生活せざるをえない方々に対してはかける言葉も見当たりません。

そんな今日は雨があがったころに海へ出動。
波はぬるりひょんとした面でぷっくりぽよよんな腰腹波、なかなか続かない系でしたが、バックサイドもけっこう乗れてオデにはいい練習波でした。
最後はサイドからの突風で締まり悪いまま終了。
しかし今日はあったかい〜このまま春よ来い!

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